2021.03.05

紫外線と日焼け止め


地上まで届く紫外線は波長の長さによってUVB、UVAに分けられます。
UVA:紫外線の約95%を占めます。肌の奥まで入り込みしわやたるみをまねく原因に。。
UVB;紫外線の約5%と量は少ないのですが、日焼けやシミ、ソバカスの原因の一つとされています。
どちらも肌の老化をうながしていくので、日焼け止めを選ぶ際にはどちらもブロックが必要となってきます。
紫外線は4月ころから徐々に増えて、5-8月にピークを迎えます。
また時間帯では10時から13時にかけてが1日のピークを迎えます。

日焼け止めによく記載のあるSPFとPA
SPF sun protection factor UVB
肌が赤くなる日焼けを起こすUNBをどれだけ防御できるかを示す数値
通勤通学程度であればSPFは30未満のものでも2.3時間ごとに塗りなおして十分かと思います。
レジャー等であればSPFは50+まであるので高いもののほうが有効かと考えます。

PA protection grade of UVA
UVAによる日焼けをどのくらいおくらせることができるかを示しています。
PA+~++++まであり多いもののほうが有効だとしてしています。


あと日焼け止めには紫外線吸収剤と散乱剤があります。
吸収剤は無色透明であるので白浮きがなく、塗り心地が滑らかです。ただし紫外線を吸収したあとに肌の上で化学反応をおこすので敏感肌の方はさけたほうがいいでしょう。

散乱剤は肌の上で幕を作ることで紫外線を跳ね返します。
肌の負担は少ないですがこなっぽくなったり、乾燥しやすくなったりといったデメリットもあります。

SPFやPAの数値が高いものほど、それぞれのよい性質を利用して両方配合されたものが多いです。
その方の肌の状態やライフスタイルに応じて、日焼け止めは使用していくほうがいいかと思います。